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◆Episode1.5 -Attack of the Ancient- (02年12月01日〜03年05月27日)  Map Server
失望と新たな時代
 β2時代のガンホーの管理はお世辞にもほめられる物ではなかったが、 正式サービスに移行すれば少しは良くなるのではという期待が僅かながらあった。 しかし、正式サービス後もガンホーの管理は変わらず、諸問題も解決しないまま。 そして2月の冤罪BAN騒ぎにより「ガンホーは何をやっても駄目」という結論に達し、 3月にはROで初めて接続数が減ることになった。
 まだ日本では大規模コミュニティが出来上がったネットゲームがなかった時代にjROβテストは開始され、 有名サイトの支援を受けたROは初めて大規模コミュニティを持つネットゲームになった。 したがってコミュニティの混乱に対して、前例が無く誰も対応の仕方が解らなかった時代に、皆各々の信念でROを良い方向へ進めていこうとしたROコミュニティ黎明期は終り、新たな段階へと進み始めた。
ゲームシーン・Episode1.5

ルティエ・PvP・キューペットシステム実装。
サーバーはβ2と同様に不安定。特にChatServerが酷く、ギルド・パーティ機能が使えないことが多かった。
ガンホー公式イベント始まる。バレンタインイベント・GMお披露目イベント・ホワイトデーイベント。 まだ経験・ノウハウが無かったことも有り、どれも成功したとは言えず。

ルティエパッチはβテスターを客にすることに
大きく貢献した。

ラグナロクオンラインEpisode1.5プレオープン(2002.11.29)

 11月28日、パッチとクライアントダウンロード開始。 β2開始時の失敗を教訓とせず、またもやオープン直前でのダウンロード。 ファイルのある場所は接続数制限のあるVecter。プレイヤー数が10万なのに接続数制限のあるVecterでは当然ほとんどのプレイヤーはパッチ当てれず。 パッチを当てれなかったときに”ファイルサーバー接近に失敗しました”とエラーメッセージが出ることから パッチ当て作業は”接近ゲーム”と呼ばれることになる。
 29日、運用テストという理由でEpisode1.5プレオープン。よってパッチ・クライアントダウンロード競争が激化。 30日、パッチサーバーアクセスを
wpatch.ragnarokonliine.jp→ragnarok2.vector.co.jpから
wpatch.ragnarokonliine.jp→fpatch.ragnarokonline.jp
に書き換えた改造クライアントが2chで出回る。これを用いれば簡単にパッチを当てることが出来た。 この改造クライアントを利用しなかったプレイヤーは接近ゲームをし続けることになる。
・グラストヘイム・時計塔ダンジョン実装
・PvP実装
・ボスモンスターが取り巻きを連れるように
・古木の枝実装
・武器製造実装

ビジネスアイデアコンテスト2002記念講演「何がやりたいんだ!」(2002.11.30)

ガンホー社長(当時)の孫泰蔵 氏の講演。

実は明日(12/1)有料化なんです。今日こんな所にいる場合じゃないんだと言う話もありますが、
ちゃんと指示はして来ましたので、徹夜2日目に入ってますけど、うちのスタッフ。
今の所10万人位がすでにお金払い込んでくれてまして、月額1500円です。
採算はここだけの話ですと4万5千人位いると採算とれるというラインだったので、採算ラインには無事のりまして、

主に尊敬する兄(孫正義 氏)のことについて語っていてなかなか面白い。
資料:全文

■ラグナロクオンラインEpisode1.5オープン(2002.12.01)

 サーバー状態はβ2と同等かもしくは悪化。 もちろんBOTは存在。スキルロストも健在。キャラクターチェンジも健在。でもお金はとられる。なんだそりゃ。
 ユーザーは10万人と発表。課金されてもプレイヤーは目に見えて減らず、採算ラインの約2倍。グラヴィティはクリスマスパッチで援護射撃。

問い合わせフォーム、情報漏洩(2002.12.05)

 問い合わせフォームはアトラクションIDとパスワードで認証がかかっているが、 いったん認証された状態で問い合わせページのURLの末尾4桁の数字を変えると、 他人の問い合わせ内容についても表示できていた。
 これについてガンホーの出したコメントは
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「十分な努力目標は遂行したがセキュリティーの世界に100%はなくそこまでできなかったことは残念だ」。
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 セキュリティーの世界に100%安全は無いことは事実である。しかし、今回の出来事はただ単にガンホーがミスをしただけだ。

第二次署名運動/公開質問状(2002.12.09〜2002.12.17)

 にゅ缶”【告訴】ガンホーを訴えるスレ【社会的制裁】”スレから端を発した署名活動。 さらに、諸問題に対しての明確な対策予定・確実な対策実施期日を要求する公開質問状を作り、 ガンホーに手渡しで提出する計画を立てた。
 これに対しガンホーのとった対策は、手渡し前日(12/16)の夜に受け取り拒否の連絡、 次の日にまだ提出されていない質問状の回答を載せるというものであった。 その回答は簡単に言うと、頑張ってますのでしばらくお待ちくださいというもの。ガンホー明確に答えられず。  明確な対策予定・確実な対策実施期日を提示させることは出来なかったものの、公式サイトに回答が載り、 ガンホーは結局、頑張ってます、お待ちください、お察しください、としか言わないという事実は確認することが出来た。
 この出来事で重要なのは
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”影響力を持っていない(有名サイトの管理人ではない)プレイヤーが、 考えたことを実際に行動に移して回答を引き出すところまで持って行ったこと”
”ネット上での活動のため、手の内がガンホーに伝わること”
”匿名掲示板発祥のため各自の意志を一つにまとめることが困難であったこと”
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であり、ネット上での消費者運動の可能性と課題が浮き彫りになった。
資料:ユーザー各位、及びRagnarok Onlineユーザー有志御一同様
資料:流れ

ルティエ実装(2002.12.20)

 今までにない雪の世界。鮮やかな色彩の街。クリスマス風のダンジョン。 β2の時に、この画面写真を見てとりあえず最初の三ヶ月は課金してみようと思ったプレイヤーは少なくないはず。 公開質問状の回答と同時期のルティエ分割パッチは結果として強力な飴パッチに。 客を獲得する(悪いサーバー状態から目をそらさせる)という点でグラヴィティは良い時期に実に良い仕事をした。

メールマガジン「プロンテラスクエア」---ガンホー・がんばってます!(2002/12/27)

 劣悪なサーバー状態を見るに、何を頑張っているのか全くもって不明。


ROサーバープログラムAEGIS流出(2003.01.??)

 台湾サーバーのURLを削ることでAEGISが置かれているディレクトリにアクセスできることが発覚、AEGIS流出。 これを利用してEmu鯖も立てられた。 さらにはエミュレータープログラム(athena,weiss,dweiss)を開発する人も現れた。 これによりEmu鯖はグラヴィティ開発ではないプログラムで立てられるようになり、Emu鯖数はさらに増えることに。 グラヴィティ開発ではないプログラムを利用という建前が、Emu鯖の管理人を重力・ガンホーに対して強気にさせる。

02.11.28 Ro.Engine 開設
02.11.29 Episode1.5プレオープン
グラストヘイム・時計塔ダンジョン実装
02.11.29 公式サイトリニューアル
02.11.30 ビジネスアイデアコンテスト2002
02.12.01 Episode1.5開始
02.12.03 個人情報漏洩2
02.12.09

02.12.17
第二次署名運動
02.12.10 問い合わせフォーム、また穴が開く
02.12.14 グラヴィティが渡辺製作所にラグナロクバトルオンラインの製作を依頼したと発表。
02.12.20 ルティエ実装
02.12.22 ゲフェン塔(地上階)にMobが出現
02.12.27 ガンホー・がんばってます!
02.12.31 お正月イベント
03.01.06 精錬バグのためNPCを撤去
03.01.08 カプラ職員が毒状態に
03.01.09 GUNDAM-Mk.2 というキャラクターによる謎のワールドアナウンス
03.01.14 精錬NPC再配置
03.01.?? ROサーバープログラムAEGIS流出
03.01.17 スキルロスト、ニューマ救済の告知
03.01.27 精錬バグ利用者を処分
03.01.29 はじめてのラグナロク発売
03.02.01 スキルロスト、ニューマ救済
03.02.04 基本ウィンドウ・ギルドリスト上のマジシャンの名称変更(Mage → Magician)
03.02.05 Zeny不正取得騒ぎ
03.02.07 問い合わせフォームがSSL(暗号化)対応に
03.02.12

02.02.14
バレンタインイベント
03.02.24 サクライのアレ閉鎖
03.02.24 GMお披露目イベント
03.02.25

03.03.18
ひなまつりイベント
03.02.27 ガンホー春のBAN祭り
03.03.06 露店とチャットの同時出しが不可に
03.03.06 RAGNAVI閉鎖
03.03.14

03.03.15
ホワイトデーイベント
02.03.19 ボスモンスターにスティールを使うことができないように
03.03.20 APEZ事件
03.03.21 露店を出した際、値段の表示が金額毎に色が変わるように
03.03.25 ログイン時の効果音が変更
03.03.25 ラグナロ娘登場
03.03.27 キューペットシステム実装
03.03.30

03.03.31
チケット多重登録発生
03.03.31 ラグナロク ナウ閉鎖
03.04.01 公式サイトリニューアル
03.04.08

03.04.22
お花見イベント
03.04.21 インシデント事後対応でガンホーワースト1
03.04.23 サウンドトラック騒動
03.04.30 問い合わせフォームリニューアル
03.05.15 取引バグ
03.05.15 支援ツールを紹介したラグナロクオンライン+について宙出版が謝罪
03.05.21 ガンホー先の不正者処罰において誤認を認める

Zeny不正取得騒ぎ(2003.02.05)

 露店にてZenyを支払わずに買い物をすることが可能な方法が一気に広まる。 買い手が露店から購入の瞬間にログアウト。すると買い手が金を減らさず露店側にも金が入る。 これを利用することで商人側がいくらでもZenyを入手できた。 LoN事件を思い出させるような事件。 台湾で発覚し、それを知った人が日本のROファンサイト掲示板にその方法を書いたことで一気に広まった。 4日19時まで巻き戻り。

■バレンタインイベント(2003.02.12〜2003.02.15)

 プレイヤーが書いた愛の告白文をGameMasterがワールドアナウンスで読んで相手に伝えるというイベント。 電波っぷりが激しい告白文をログインしている人は強制的に聞かされるわけで、興味のないプレイヤーにとっては拷問でしかない。
 「もきゅもきゅホワァ♪( ´∀`)」という全くもって意味不明な名言が生まれた。
資料:バレンタインイベント・ログ(2月14日と15日の所) (OWN RAGNAROK

■サクライのアレ閉鎖(2003.02.24)

 入金したものの、あまりにもサーバーが重くてプレイできないのでFF11に移住したため。

ガンホー春のBAN祭り(2003.02.27)

 ガンホーが2月5日のZeny不正取得を行ったと判断したプレイヤーをBANし、 翌日特に悪質な行為のあったと判断したプレイヤーのキャラクター名を公開する。 しかしBANされたプレイヤーが冤罪を主張、 その中にRAG.D Projectなど有名なサイトの管理人がいたことから、大騒ぎに。 結果、各掲示板に怒りと失望、それに伴う引退宣言が多数書き込まれる。
 3月に入り、接続数が1割以上減少。目に見えて接続数が減少したのはこれが初めて。 当時、冤罪を主張したプレイヤーが本当に冤罪だったかどうかは本人しか解らなかったが、 白黒の判断基準のいい加減さと、これまでのガンホーの行動が冤罪説に強い説得力を持たせた。 後に、ガンホーがミスを認めることになる (もちろんBANされたプレイヤーの中に実際に不正行為を行っていたプレイヤーもいた)。
 白黒の判断基準(調査手順)の詳細はどのようなものであったのか。 冤罪を主張したサイト管理人は何人かいたが彼らの中に黒だった者はいないのか。 大騒ぎになったが今一真実が見えてこない事件でもある。
資料:Zeny不正取得行為を行ったユーザーへの措置決定(キャラクター名は消しておきました)
資料:Ragnarok Online: アカウント停止処分から処分解除に至るまで
資料:β2〜Episode2.0までの接続数RagnarokPeople

APEZ事件(2003.03.20)

 3月20日1時28分頃Chaos以外のワールドのワールドアナウンスで APEZがグラヴィティを罵倒するアナウンスを大量に流した。
 これに対しガンホーは素早く対処。まだアナウンスが流れて始めてから5分後にChatServerを落とし、 2時間半後には個人情報は漏れていないと告知を出した。 ちなみにChaosだけは元々ChatServerが不調なためアナウンスが流れなかった。
 その日のうちに不正アクセス防止の作業を終えたとの告知、ChatServer復旧。 すると今までChatServerが不調でギルド・パーティ機能が使えなかったはずの Chaosが急にギルド・パーティ機能が使えるようになるという思わぬ副産物を生み、APEZのおかげと言われた。 グラヴィティ・ガンホーは外圧が無ければなかなか仕事をしてくれないという良い例。 APEZがこのような事を出来たのは流出したAEGISを解析したからではという説がある。
資料:アナウンス全文ななつみワイド
資料:ALL YOUR RO ARE BELONG TO APEZ 参考資料「ろ」名言集

■ペットシステム実装(2003.03.27)

・傭兵システムが無理だったので楽なペットシステムに内容を変更して実装。
・ダメージ半減カードが30%減に変更。
・上方に表示されたダメージ表示が放物線を描きながら落ちるように。
・ダメ半減盾Cが30%カットに変更。
・空間転送NPCが復活。
・スキル名の修正。
修正前 → 修正後
サイトレシャ → サイトラッシャー
アングルスネア → アンクルスネア
フロストノーバ → フロストノヴァ
ツーハンドクイックン → ツーハンドクイッケン
センチュアリ → サンクチュアリ
ルアーフ → ルアフ
フーニューマ → ニューマ
アクアベネディクッタ → アクアベネディクタ
シュプラギウム → サフラギウム
マニピカット → マグニフィカート
キリエエルレイソン → キリエエレイソン
リザラックション → リザレクション
マグヌスエクソールシスムス → マグヌスエクソシズム

■ラグナロク ナウ閉鎖(2003.03.31)

 旧劣厨の移住による混乱に耐えていたラグナロク ナウ、ついに陥落する。

ガンホーNO.1!(2003.04.21)

 後ろからな。

ラグナロクオンライン オリジナルサウンドトラック発売(2003.04.23)

 クライアントに入ってるmp3を加工して焼いただけのサウンドトラックであり、購入者・購入を考えている人を落胆させた。 購入者曰く「ゲームをしていない人は買う必要がありません。ゲームをしている人も買う必要がありません」
凄い言われようだ
ちなみに韓国のサウンドトラックはきちんとしたCD音質。
 このサウンドトラックに特典として同梱されていたものは 「プレゼントCD」という名のインストール用のクライアントCD(ムービー、壁紙、スクリーンセーバー付き) と新規アカウント用の10日間無料チケットであった。 つまり「プレゼントCDとチケットを友達にプレゼントしてROを広めて下さいね。」ということであり (公式には「お友達にプレゼントして、一緒にゲームも楽しんでくださいね。」と書いてある)、 購入者にはあまり特のないものであった。
資料:ネットカフェ限定サウンドトラック発売キャンペーン! (公式)

問い合わせフォームリニューアル(2003.04.30)

 サービスの充実の為に「お問い合わせフォーム」ならびに「FAQ」を「WEBヘルプデスク」としてリニューアルすると告知。 問題はその告知に書かれていた次の文。
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「今までお客様から頂いておりましたお問い合わせ内容・履歴を4月30日をもちましてリセットさせていただきます。 お問い合わせ頂いたにも関わらす、ご返答がないお客様には、誠に申し訳ございませんが、今後のより良いサービス提供のためとご了承下さい。」
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つまり、今までの問い合わせに対しての回答を拒否。代替案すら提示しない。 プレイヤーとの信頼関係が無い状態でこのようなことをやるものだから、プレイヤーからは 「たまりたまった問い合わせに答えるのが大変だからリニューアルを理由にして消しやがった」 ととられてしまう。

ガンホー誤認を認める(2003.05.21)

 春のBAN祭りでBANされ名を公開されたプレイヤー108人のうちの数十人に対して。アカウント凍結解除。 随分と時間がかかったが、これはログを調べるのがとても大変なシステムなのか、 それともよほど認めたくなかったのか、それとも黙っていれば何とかなると思ったのか。 是非とも理由を聞いてみたいところ。